現在のところ,「鍛地頭-tanjito-」の教育論が扱うフィールドは,育児,家庭療育,家庭教育,初等~高等教育などです。大学入試改革にも見受けられるように,現代は教育のパラダイムシフトの時代。来たる一元論的トランスモダンの時代を志向し,ヘーゲル弁証論をベースとした〈新しい教育〉の創造に向けた提言を行います。是非ご批正ください。
「鍛地頭-tanjito-」の教育論
2 教員採用試験の〈ホンモノの学習法〉―開始時期とその手法―
【報告】「とことんダイアログアセンブリー」回想録
保護中: いじめの問題への取組み―個人面談編―(巻5)
メルマガの第15弾。今回はいじめアンケートとセットとして考える個人面談に焦点を据え,教職員の意識の在り方とも絡ませながら,その望ましい在り方について言及しました。恒例の「豆知識」は誤りを指導した場合の教職員の対応について,「塾長の横顔」は11か月で33㎏のダイエットに挑んだ塾長の成功譚について語っています。
保護中: いじめの問題への取組み―アンケート調査編―(巻4)
メルマガの第14弾。今回はいじめアンケートに焦点を据え,教職員の意識の在り方とも絡ませながら,無記名式/記名式の比較を通して,いじめアンケートの効果的な在り方・考え方について言及しました。恒例の「豆知識」は児童生徒の心の摑み方について,「塾長の横顔」は宴会好きの塾長の隠された逸話について語っています。
保護中: いじめの問題への取組み(巻3)
メルマガの第13弾。今回はいじめの発見のポイントに焦点を据え,発見のきっかけ及び「いじめを絶対に許さない」とする教職員の意識の在り方について言及しました。精神論と方法論との止揚を試みた教育論です。恒例の「豆知識」は二項対立の超克・超越について,「塾長の横顔」は,教え子と交わす杯が物語った教師冥利ついて語っています。
保護中: いじめの問題への取組み(巻2)
当塾メルマガの第12弾。テーマは「いじめの問題への取組み(巻2)」です。今回は未然防止に焦点を据え,絆づくりと居場所づくりに共通する〈他者とのかかわり〉に着目し,〈対話〉を重視した教職員の在り方について言及しました。〈ホンモノの教員〉の豆知識には組織性に関する話題を,塾長の述懐には言語(運用)能力の育成を語ります。
保護中: いじめの問題への取組み(巻1)
当塾メルマガの第11弾。テーマは「いじめの問題への取組み(巻1)」です。いじめの定義の変遷,いじめの構造と態様など,学校現場での経験を踏まえた理論と実践に基づき,いじめの問題を解消するための基礎的な事項について解説しました。〈ホンモノの教員〉の豆知識には「整理整頓」の意義を掲載,また,新たな塾長の横顔もご紹介します。
保護中: 暴力行為への対応(巻3)
当塾メルマガの第10弾。テーマは「暴力行為への対応(巻3)」です。組織的な生徒指導体制の確立を視点に据え,『生徒指導提要』の該当箇所に解説を加えながら,必要と考えられる事前・事中・事後の3段階の指導及びその考え方等を書き分けました。〈ホンモノの教員〉の豆知識には〈教育愛〉の解説を追加。新たな塾長の横顔も添えました。
暴力行為への対応(巻2)
本ブログは当塾のメールマガジンとして書き下ろしたものです。通常はご登録を頂いた方のみに公開しています。今回は新春お年玉企画として,本メルマガに限り,一般公開することと致しました。内容は「暴力行為への対応」を中心に組織的な生徒指導についての考え方を綴ってあります。また,教員となるための豆知識や塾長の横顔も掲載しました。
保護中: 暴力行為への対応(巻1)
当塾のメルマガの第8弾です。今回から生徒指導上の具体的な問題行動の態様を一つずつ取り上げていきます。それらについて,当塾なりに問題行動に共通する課題性を抽出し,〈新しい時代〉の解決方法(生徒指導)を模索します。なお,今回から記事にパスワードが設定してあります。パスワードは配信中のメルマガに掲載されています。
「最適解」・「納得解」考(その2)
本ブログは当塾LINE Openchat「教員養成塾」及び「教育研究の寺小屋」の塾長による「朝のご挨拶」として投稿したものです。「最適解」・「納得解」を媒材にして,これからの〈新しい教育〉に希求される授業創造について塾長の持論を展開しております。「了解・到達不能の「ありのままの《自己(他者)》」」との連関とは如何に?
保護中: 無料講座教材 《ありのままの自分探しの旅》
本ブログは教員養成私塾「鍛地頭-tanjito-」主催の無料体験講座「教育座談会 《ありのままの自分探しの旅》」の講座資料として書き下ろしたものです。ブログのねらいは「これからの教師に求められる資質・能力―《ありのままの自分探しの旅》―自己アピール文・面接試験対策」などの連関を解明することにあります。受験者必読です!!
塾長の述懐 第14回 「自己有用感」/「自己肯定感」考
「塾長の述懐シリーズ」の第14弾です。今回は養成私塾が運営するLINE Openchatのトークルームで,塾長が毎回行う「朝のご挨拶」から話題を提供します。テーマは「自己有用感」と「自己肯定感」との異同。「つながり」をキーワードとする社会性との連結を観点に,「自己肯定感」ブームを斬ります。教採受験者は必読です。
〈ホンモノの教員〉は〈ホンモノの教員〉にしか創れない。
「塾長の述懐」の第13弾です。このシリーズではしばらくご無沙汰いたしました。今回の述懐は本音の一部を吐露いたしました。「LINE Openchat」や「ある人」などが織り成すセレンディピティ―が,筆者に〈ホンモノの教(職)員〉について語らせたのです。辛辣です。しかし,的を射ています。是非お読みください。
「こどもの未来」は保護者のかかわり方次第
こどもの一番近くにいる大人は,保護者(親)です。その保護者のかかわり方が,こどもたちの将来に大きく影響し,人格形成も左右していくことをご存知でしょうか? こどもの将来を見据え,眼前のこどもに対する教育や指導の在り方を,人格心理学を援用し記述しています。
教員採用試験対策講座1-社会に開かれた教育課程-
教育論(実践編)の第6弾です。新学習指導要領の基本理念「社会に開かれた教育課程」と〈知創造〉との連関について考究し,教育界の現状を俯瞰します。特に「〈知〉の在り方の考究→構造化」は,これからの予測困難な〈新しい時代(教育)〉が要請する営為であることを理解しておかなければなりません。それらを踏まえた教師論も語ります。
「学校はブラックな職場」言説の〈相対化〉
教育論(実践編)の第5弾です。今回のテーマは「学校はブラックな職場」言説です。「ブラック」の言述行為が及ぼす弊害とこうした言述行為が営まれる原因を分析し言及しました。このような言説の〈相対化〉はホントウの意味で「乳幼児・児童・生徒」のためであり,教育界に渦巻く二項対立(自我中心主義)に警鐘を鳴らすためでもあります。
〈言語(運用)能力〉の育成を主眼にした朝の一斉読書!!(vol.1 The host’s nightly big incident )
本ブログは「朝の一斉読書―〈読み〉―言語(運用)能力等の育成」について語るブログシリーズの第1章です。今回は塾長が若年教師であった頃,(当時)文部省若手教員海外派遣団カナダチームの一員として渡加した時の話題を採録しました。ホームステイ先の教師であったホストに夜な夜な起きる出来事とは? 将又,塾長の衝撃的な〈学び〉とは?
「健康管理」と「恕」
みなさんは「健康管理」って誰のために行うものだと思われますか? 何気ない問いのようで,日常性に浸っていると意外な問いですよね。当塾は「健康管理」に「自己ー他者」性を見出しています。それは「自己ー他者」への思いやり。つまり,当塾の基本理念の一つである「恕」なのです。本文中,「健康管理能力検定」についてもご紹介しています。
「敵/味方」の思考を止揚(aufheben)せよ!!-一元論的「保護者-教員(学校)等」関係論-
「鍛地頭-tanjito-」の「保護者-教員(学校等)」関係論の第3弾。歯に衣着せぬ筆致で書き下ろしました。保護者と教員(学校等)とのトラブルの根源を物心二元論に求め,一元論的視点によって,乳幼児・児童・生徒を中心に据えた円満な関係構築の在り方について論じます。塾長の長い教職経験の中から選定した小話は衝撃的です。
「目的」と「目標」
「目的」と「目標」。同一の概念ではありません。混同すると,「「夢」あって,「成功」なし。」になりませんか? 平昌オリンピックに浸り,吉田松陰の「夢泣き者に理想なし」の名言を想起しながら,そのようなことを考えてました。自分の人生にとっての「目的」は何か,それに到達するための「目標」は何か。〈生きる〉ために考えてみました。
バレンタインデーのレストラン
今日はバレンタインデー。雰囲気の良い素敵なレストランで,美味しいお料理に舌鼓を打ちながら,熱く語り合っておられるハッピーな方々もおいでになるのでは? うちの塾長,ああ見えて美味しいレストランをたくさん知っているのですが,実際,ねらいはお料理だけではなかったのです。塾長独自の経営理論は美味しいお店の秘密にあったのです。
教師教育 他者をみる〈チカラ〉―その重要性について―
看護・介護界ではよくご存じの「目を開けて,私をもっとよく見て」という老人のメモ。本ブログの筆者の眼差しは,このメモから世界中のこどもたちへと注がれ,老若男女問わず,「人」として同定されていきます。そして,他者の心の中を理解するためには,自己内のもう一人の自己と〈対話〉する必要があることに気づいていくのです。
《続編》周利槃特とトイレの神様が教える日本の学校で児童生徒が掃除をするわけ
本ブログは,「学校掃除の意義について」の第二弾です。今回と次回にわたって,フォークロア(民俗学)的な視点及び私の高校教師時代の実践とその分析に基づき,日本(東アジア,仏教圏)で児童生徒が学校掃除を行う理由について,当塾の持論を述べたいと思います。さあ,前回の「周利槃特」は,今回,どのようにかかわってくるのか?
教師教育「先生,あの先生,授業に自信がないん?」―学習指導と生徒指導とは車の両輪の関係—
どの児童生徒も授業内容を理解したいのです。どの児童生徒も教職員をしっかりと見つめています。そして,学習指導とは生徒指導であり,生徒指導とは学習指導であることをよく知っています。学習指導も生徒指導も一人ひとりの児童生徒を大切にすることから始まるのです。塾長の教育実践における衝撃的な一コマがそれらのことを教えてくれます。
学習規律の確立には学習者の内発的動機づけが肝心!!
本ブログは「「鍛地頭-tanjito-」の教育論」(「実践編」)の第2弾。今回は「学習規律」に焦点を当て,塾長の教育実践を披瀝しながら,「学習規律」と「外発的動機づけ」・「内発的動機づけ」との連関性について語ります。一般の方にもお読みいただける内容で,教員採用候補者選考の受験用参考書の体裁も取ります。お得情報満載です。
提出物の提出状況から氷山の水面下部を見よ。〔改訂版〕
本ブログは「「鍛地頭-tanjito-」の教育論」に新設したカテゴリー「実践編」の第1弾,「提出物の指導」に加筆したリライト版です。提出物の指導だけではありませんが,「氷山の水面下部」を見ることから〈ホンモノの指導〉が始まります。しかも,それは組織的でなければなりません。その組織性の重要性について再度訴えました。
教員採用試験で「場面指導」を「バメンシドウ」と思うな!!
「定式化した戦略的な思考で突っ走るな!!」「「まずは方法ありき」と言った考え方を捨てろ!!」本ブログは,昨今,教員採用試験において比重を増してきた「場面指導」を日常の学校教育の文脈に位置付け再構築し,教職員の乳幼児・児童・生徒に向ける熱き〈教育愛〉から捉え直した教育論です。場面指導対策言説から受験主体を解放に導きます。
〈いのち〉の大切さを知る体験講座
咄嗟の出来事(例:緊急事態への偶発的な直面)に対しての「対処・対応する能力」と,身の回りに生起する数々の問題を発見・解決する「問題解決能力」とは似て非なるものです。こどもたちに適切であると思われる言動等を求める前に,まずは私たち大人が誤った知識の習得や指導及び教育を行わないことが重要です。そのためには,……。
模擬授業は「パフォーマンス」では乗り切れない!!
「模擬授業はパフォーマンスですよね?」―教員採用試験が迫った受験者の弁である。正直,驚いた。「今までどこで何を学んで来たのだ!」全ての受験者がこうした状況ではないと願う。そこで,模擬授業を媒介に軽い当塾の〈授業論〉を打つことにした。当塾の〈授業〉に対する〈教え〉も混ぜてある。教員採用試験受験者には必読していただきたい。
お手伝いからの〈学び〉の発展―「自己有用感」と「食育」―
今夏,夏季休業中に取り組んだ「お手伝いお当番さん」の第2弾です。評価の視点を加えた「当番表」の修正からこどもたちが獲得した〈新しい学び〉への「自己成長」の過程を語ります。所謂「お手伝い」,然れど,「お手伝い」。「お手伝い」を通してこどもたちが得た「自己有用感」を誘ったものは,何と我が家の「食育」だったのです。
夏休みに家族で取り組む「お手伝い当番表」
先日,「これは!!」というFacebookの記事に邂逅し拝読しました。それは,しみずよしみさんが投稿されていた「家族で取り組む家事当番表」の記事です。記事内の「みんなのおうち」という表現にもグッと心を摑まれました。こどもの成長を願い,〈家族みんなのいえ〉の在り方について,お手伝いを通した実践と考察を試みました。
すかさず! 大きな声で! スマイル!!
個に応じた発達支援―ペアレント・トレーニングを採り入れてみて―
「優しさ」と「思いやり」との違い―療育的な視点もふまえて―
新学習指導要領の〈語り手〉を知る―カープファンの綴る「ジャイアンツ丸物語」より―【基礎編】
統一した〈指導〉のための「保護者―学校等」間連携―軽度自閉スペクトラム症の息子の場合―
トランスモダンで「校則(KOUSOKU)」を〈考える〉【前編】
丸刈り訴訟などの裁判事例があるように,「校則」に纏わる問題は単に「児童生徒(保護者等)ー学校(教職員)」間で解決できる問題ではありません。その解決にはシステム思考が必要ですし,現代の「知」の枠組みを〈相対化〉して捉える態度が必要です。「鍛地頭-tanjito-」が一元論的トランスモダン論を援用し,この難問に挑みます。
新しい時代を生きるための《読み》について考える―〈語り手〉とは?【発展編】
新学習指導要領(国語)に初お目見えした「語り手」概念を解説する第2弾。今回は,特に「語りの構造と語り手の視点」について概説します。しかし,本ブログシリーズの目的は国語教育の推進だけではございませんので要注意。来たるべき一元論的トランスモダンの時代を如何に《生きる》か,その壮大な究極的命題に挑むことが最たる目的なのです。