「教員採用試験言説の有する権威性に丸ごと回収されてはならない。そのような状態で所謂対策を行うことは,将来出会うであろう,また現在眼前にしている児童生徒に対する冒瀆である。」―教員採用試験を〈相対化〉し,新しい視点から〈教員採用試験〉について考えます。〈新しい時代〉の〈新しい教育・教員〉を追究する異色のブログです。
「鍛地頭-tanjito-」の〈教員採用試験論〉
2 教員採用試験の〈ホンモノの学習法〉―開始時期とその手法―
塾長の述懐 第14回 「自己有用感」/「自己肯定感」考
「塾長の述懐シリーズ」の第14弾です。今回は養成私塾が運営するLINE Openchatのトークルームで,塾長が毎回行う「朝のご挨拶」から話題を提供します。テーマは「自己有用感」と「自己肯定感」との異同。「つながり」をキーワードとする社会性との連結を観点に,「自己肯定感」ブームを斬ります。教採受験者は必読です。
〈ホンモノの教員〉は〈ホンモノの教員〉にしか創れない。
「塾長の述懐」の第13弾です。このシリーズではしばらくご無沙汰いたしました。今回の述懐は本音の一部を吐露いたしました。「LINE Openchat」や「ある人」などが織り成すセレンディピティ―が,筆者に〈ホンモノの教(職)員〉について語らせたのです。辛辣です。しかし,的を射ています。是非お読みください。
「学校はブラックな職場」言説の〈相対化〉
教育論(実践編)の第5弾です。今回のテーマは「学校はブラックな職場」言説です。「ブラック」の言述行為が及ぼす弊害とこうした言述行為が営まれる原因を分析し言及しました。このような言説の〈相対化〉はホントウの意味で「乳幼児・児童・生徒」のためであり,教育界に渦巻く二項対立(自我中心主義)に警鐘を鳴らすためでもあります。
「敵/味方」の思考を止揚(aufheben)せよ!!-一元論的「保護者-教員(学校)等」関係論-
「鍛地頭-tanjito-」の「保護者-教員(学校等)」関係論の第3弾。歯に衣着せぬ筆致で書き下ろしました。保護者と教員(学校等)とのトラブルの根源を物心二元論に求め,一元論的視点によって,乳幼児・児童・生徒を中心に据えた円満な関係構築の在り方について論じます。塾長の長い教職経験の中から選定した小話は衝撃的です。
学習規律の確立には学習者の内発的動機づけが肝心!!
本ブログは「「鍛地頭-tanjito-」の教育論」(「実践編」)の第2弾。今回は「学習規律」に焦点を当て,塾長の教育実践を披瀝しながら,「学習規律」と「外発的動機づけ」・「内発的動機づけ」との連関性について語ります。一般の方にもお読みいただける内容で,教員採用候補者選考の受験用参考書の体裁も取ります。お得情報満載です。
提出物の提出状況から氷山の水面下部を見よ。〔改訂版〕
本ブログは「「鍛地頭-tanjito-」の教育論」に新設したカテゴリー「実践編」の第1弾,「提出物の指導」に加筆したリライト版です。提出物の指導だけではありませんが,「氷山の水面下部」を見ることから〈ホンモノの指導〉が始まります。しかも,それは組織的でなければなりません。その組織性の重要性について再度訴えました。
教員採用試験で「場面指導」を「バメンシドウ」と思うな!!
「定式化した戦略的な思考で突っ走るな!!」「「まずは方法ありき」と言った考え方を捨てろ!!」本ブログは,昨今,教員採用試験において比重を増してきた「場面指導」を日常の学校教育の文脈に位置付け再構築し,教職員の乳幼児・児童・生徒に向ける熱き〈教育愛〉から捉え直した教育論です。場面指導対策言説から受験主体を解放に導きます。
模擬授業は「パフォーマンス」では乗り切れない!!
「模擬授業はパフォーマンスですよね?」―教員採用試験が迫った受験者の弁である。正直,驚いた。「今までどこで何を学んで来たのだ!」全ての受験者がこうした状況ではないと願う。そこで,模擬授業を媒介に軽い当塾の〈授業論〉を打つことにした。当塾の〈授業〉に対する〈教え〉も混ぜてある。教員採用試験受験者には必読していただきたい。