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「学校はブラックな職場」言説の〈相対化〉

世羅高原農場に咲いた一輪のダリア 「鍛地頭-tanjito-」の〈教員採用試験論〉
一輪のダリア(撮影者 小桝雅典,世羅高原農場,2019.10.17)
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教育活動には種々の態様があります。また,一つひとつの教育活動には,それぞれの教育的意義及び目的/目標とされる効果等があります。しかし,遺憾ながら,それらの意義や教育効果の目標化などは,日々の教育実践の中で忘れられがちです。

そこで,具体的な教育場面を取り上げ,種々の教育活動の根底にある教育的意義や目標化されるべき教育効果などを再確認するため(下位目的),本カテゴリーに当塾の塾長による教育実践に根付いたショートブログを書き下ろすことにいたしました。その上位目的は,次のとおりです。

〈乳幼児・児童・生徒の未来に羽搏く成長〉に資する教育実践の創造

日々の真摯な教育実践の参考としていただければ幸甚です。また,教員採用候補者選考の「場面指導」にもお役立てください。

【今回のポイント】

「学校はブラックな職場」言説を脱構築(déconstruction)せよ。
しかし,「こどもたちをより良くする」という教育の〈真理〉を解体してはならない。

「学校はブラックな職場」との言述行為が,学校現場を未経験の受験主体を教職から回避させている現実がある。

受験主体の中にはホントウに乳幼児・児童・生徒のためになる教員の卵もいる(た)はずである。

「ブラック」を言述することはその言述主体の意識裡に,意識/無意識を不問として「ホワイト」があるからである。

「ブラック/ホワイト」は二項対立(物心二元論・西洋思想)の思考性によるものであり,「ホワイト」のイメージは教員によって異なるものもあり,共通するものもある。

二項対立は自我中心主義(≒エゴイズム(egoism))を生産し,教職員によって異なる「ホワイト」は自我中心主義(≒エゴイズム(egoism))の産物である可能性が高い。

そうした二項対立を止揚(aufheben)したジンテーゼ[1] … Continue readingのない土壌に教職員に必須の授業力,創造力及び豊かな人間性[2] … Continue readingは生産されない。

なぜならば,表層でいくら「乳幼児・児童・生徒のため」と言述しながら,内実,自己中心化の発想が基盤となっているからである。

教職員たちに ホントウの意味での〈乳幼児・児童・生徒のための自己組織化(self organization)[3] … Continue reading〉を望む。

© 2019 「鍛地頭-tanjito-」


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