研究部門

ようこそ。研究部門へ。

言語（運用）能力育成私塾はＡＩ導入に伴い，教育そのものがその相貌を大きく変じるエポックメーキングの時流にあって， 来たる一元論的トランスモダンの時代を見据えながら， 〈新しい時代〉に最も大切な営為である，こどもたちの「地頭」を「鍛」えるために誕生しました。

「偏差値の高い大学に入学できれば，就職など将来が安定する（それが偉い生き方だ）。」といったポストモダンの言説は既に終焉を迎えています。これからの時代は〈地頭の良さ（＝「地頭力」）〉の時代。そういう意味で，オーセンティックな「〈実力〉の時代」が到来します。〈地頭の良さ〉は正しい方法で適切に鍛えることによって，誰でもが手中にできる能力なのです。

私たちは既にWorld Wide Web（WWW）の環境下で「生」を営んでいます。誰もが「個」を発信・主張できる環境は，「都／鄙（田舎）」「男／女」「Ａ国／Ｂ国」などの二項対立的な思考を超越トランスした〈思考〉を生み，これまで一極――例えば，首都の東京，また学問の世界では東大など――に集中した権威性を超克した（見掛け上平準化した）新たな時空にパラダイムシフトしているのです。そういう意味で，これからの時代はますます脱中心化する時代となるのです。

その反面，現代に瀰漫している自我中心主義がさらに横行することも考えられます。だからこそ，〈新しい時代〉を〈生きる〉私たちは自らの「地頭」を「鍛」え，〈新しい時代〉に相応しい〈新たな文化〉を他者と〈共創造（co-creation）〉していかなければならないのです。

身辺に纏まとわり付く「受験言説」^[1]主に受験テクニックを鍛え，「偏差値が高い」大学に入学することを目的とし，そうした入学が叶えば「偉い」とされる言説（≒常識）のこと。に回収されることなく，〈新しい時代〉を生き抜き，他者と〈共創造（co-creation）〉しながら，〈新たな文化創造〉のできる人材こそ，今，まさに求められている人材なのです。

そのため，当私塾はこどもたちの言語能力及び言語運用能力を鍛える⇄豊かな感性・情緒を育てることを最大の目的に開塾しました。なぜならば，「「地頭」を「鍛」える」（＝「鍛地頭-tanjito-」）とは即ち「言語能力及び言語運用能力を鍛える⇄豊かな感性・情緒を育てる」ことに他ならないからです。そして，そのことは研究ができる脳を育てる第一歩でもあります。

当私塾であなたの〈オリジナリティー（個の尊厳（dignity））〉を大切にした，〈創造性豊かな学び〉を自ら構築してみませんか？

塾　長