- 1 「グランドデザイン」に関するFAQ
- Q1 「言語能力」及び「言語運用能力」を鍛えることは,「地頭」を「鍛」えることであり,そのために「探究的な活動」を行うことは分かります。(1) 「探究的な活動」で鍛えられる能力等は「言語構成能力・知識」,「読む力」・「書く力」・「話す力」・「聴く力」(以下「言語構成能力・知識等」と表記)だけなのですか?(2) 「言語構成能力・知識等」 を具体的にどのような方法で「統合」するのですか?
- Q2 「探究(研究)できる能力」についてお訊ねします。「探究(研究)できる能力」と「 問題発見・解決能力 (思考力・判断力・表現力(・俯瞰力))」 「思考力・判断力・表現力(・俯瞰力)を継続する能力」 「 豊かな人間関係形成能力 (〈思いやり(恕)〉の心)」「 〈相対化能力〉」との関係性について教えてください。
1 「グランドデザイン」に関するFAQ
Q1 「言語能力」及び「言語運用能力」を鍛えることは,「地頭」を「鍛」えることであり,そのために「探究的な活動」を行うことは分かります。(1) 「探究的な活動」で鍛えられる能力等は「言語構成能力・知識」,「読む力」・「書く力」・「話す力」・「聴く力」(以下「言語構成能力・知識等」と表記)だけなのですか?(2) 「言語構成能力・知識等」 を具体的にどのような方法で「統合」するのですか?
A
(1) 「探究的な活動」で鍛えられる能力等は「言語構成能力・知識等」だけではありません。例えば,データを分析する能力もあるでしょうし,収集・分析したデータから結果を類推する能力もあるでしょう。ですが,「言語能力」及び「言語運用能力」の鍛錬を通して身に付ける能力で中心となるものは 「言語構成能力・知識等」ですし,分析や類推などの能力も根底にはこれらの能力がなければ形成されないものだと考えます。当私塾では諸能力の根源となる能力として,「言語構成能力・知識等」を措定しているのです。
(2) 当私塾では「OneNote添削指導」と「リモート対面指導」で「言語構成能力・知識等」の統合化を図ります。前者は主に「読む力」と「書く力」,後者は前者を前提とした,主に「話す力」と「聴く力」を育成します。
Q2 「探究(研究)できる能力」についてお訊ねします。「探究(研究)できる能力」と「 問題発見・解決能力 (思考力・判断力・表現力(・俯瞰力))」 「思考力・判断力・表現力(・俯瞰力)を継続する能力」 「 豊かな人間関係形成能力 (〈思いやり(恕)〉の心)」「 〈相対化能力〉」との関係性について教えてください。
A
「探究(研究)できる能力」は 「 問題発見・解決能力 (思考力・判断力・表現力(・俯瞰力))」 「思考力・判断力・表現力(・俯瞰力)を継続する能力」「 豊かな人間関係形成能力 (〈思いやり(恕)〉の心)」「 〈相対化能力〉」を統合化した能力だとお考えください。当私塾では「探究(研究)できる能力」の育成を目標とするスタッフの「OneNote添削指導」及び「リモート対面指導」により, (ノンバーバルを含む) 言語コミュニケーションに重点を置いた「統合化」のための指導を行います。
2 「言語(運用)能力育成私塾 募集要項」に関するFAQ
(1) 「目指す塾生像」について
Q3 元号が「平成」から「令和」に変更され,時流も移り変わり,確かに様々なフィールドでパラダイムシフトが起きているとは思います。ですが,本当にこれからの時代に「他者と協働しながら高次の文化を創造する総合的な人間力」が必要とされるのでしょうか? 「AIの導入」との関連性を明示していただき,ご回答ください。
A
AIが導入されれば,導入以前の時代にあって解決不可能であった難易度の高い問題に解決・解明のメスが入るでしょう。しかし,その問題は難易度の高さ故に,人間一人では解決・解明しえない問題と言えるのです。そこで,人間はAIや他者と複数で協働し問題の解決・解明に当たることになります。その問題解決・解明の過程,又は解決・解明された結果が「高次の文化(文明)」を築いていくわけです。豊かな人間関係形成能力を含めた問題発見・解決能力等,すなわち,当私塾が定義する「地頭(=総合的な人間力)」が必須であるわけです。詳しくは,当私塾のブログ記事や次のサイト記事(参考)をご覧ください。
【関連ブログ記事】
《「地頭」シリーズ》
《サイト記事(参考)》
(2) 「当私塾で身に付く〈力〉など」について
Q4 「豊かな人間関係形成能力」や「〈思いやり(恕)〉の心」が強調されているように思えるのですが,それはなぜですか?
A
「Q3」(本ページ:2-(1))の「A」で回答したように,今後のAI時代には,現在に増して〈他者性〉が重視され,「他者」と協働するシチュエーションが激増するものと考えられます。それは〈新たな文化の創造〉(=〈共創造(co-creation)〉)のためです。したがって,こうした崇高な営為を成し遂げるには,「了解・到達不可能な《(自己を含む)他者》」を理解しようとする意思が必要です。そのために,「豊かな人間関係形成能力」及び「〈思いやり(恕)〉の心」は一層磨かれなければならないのです。
Q5 「地頭」を「鍛」えることが,なぜ「受験に対応する能力」を育成することになるのですか?
A
今,「受験に対応する能力」を仮に「受験脳」と呼んでおきます。本問に対しては「地頭」と「受験脳」との連関性(集合関係)を考えてみると良いと思います。と申しますのも,私たちは日常生活において,「受験脳」だけでは真面な生活を送ることはできないからです。これは紛れもない〈事実〉です。ですから,「受験脳」は脳の機能面から考えても「地頭」の一部の位置付けとなります。「地頭⊃受験脳」ということです。「脳」は「言語」を司るのですから,「地頭」も「受験脳」も「言語」を基盤としており,そういう意味で連関性を有しています。そうであるならば,両者をインタラクティブに鍛えることが重要です。就中,「地頭⊃受験脳」ですから,「地頭」に大きな比重を掛けて,それを鍛錬する方が「脳」全体の成長から言えば効率的と言えるわけです。 詳しくは,次の当私塾のブログ記事をご参照ください。
【関連ブログ記事】
(3) 「対象者・定員」について
Q6 応募が定員(5名)を超えた場合には,定員の増員があるのですか?
A
原則として,増員は致しません。「探究的な活動」の質が低下してはならないからです。万一,応募が過多の場合には,オンラインによる面接試験を実施する予定です。主に,「探究的な活動」に向かう意欲・関心・態度について評価させていただきます。
Q7 随時に実施する追加募集について,どこで知ることが可能ですか?
A
欠員が生じ次第,当私塾公式サイトの右サイドバーでお知らせいたします。
(4) 「学習内容等」について
Q8 「探究的な学習」においてどのような学習を行うのか,あまりイメージができません。
A
「探究的な学習」の具体的なイメージを次に箇条書きにしてみます。「募集要項」と併せてお読みください。こうした活動を通して,研究のために必要な態度や能力の基礎づくりを行います。
註:「:」以降は,学習活動によって主に鍛錬される能力を示す。
Q9 私は高校3年生の大学受験生です。高校3年生の1年間,私は当私塾にお世話になるつもりなのですが,やはり1年間,「探究的な学習」を行わなければならないのですか? 大学入試の小論文試験対策だけを行うことはできないのでしょうか?
A
可能です。「国語学習部門」,「入試対策部門」及び「研究部門」への所属は固定されたものではありません。年度中途での所属の変更が可能です。したがって,例えば,高校1・2年生と「研究部門」に所属していた塾生が,高校3年生になるとき,「入試対策部門」に部門を変更し「小論文・論作文」を学ぶことができます。ただし,その場合には,事前に塾長にご相談ください。勿論,高校3年生(大学受験者)で「研究部門」に所属することも可能です。
Q10 なぜ「オリジナル教材及び市販教材による「「言語能力」及び「言語運用能力」の育成基礎演習」が必要なのですか?
A
「言語能力」及び「言語運用能力」の育成は,「探究的な学習」を通して探究のコンテクストの中で必然的な鍛錬を行うことが効果的です。しかし,限られた当私塾への在籍期間を考えると,機械的な取り立て指導を併せて行う方がより効果的であると考えられるからです。
Q11 「〈思いやり(恕)〉を育成する教育相談」でご相談できる内容は,募集要項に記してある範疇だけでしょうか?
A
はい。「教育相談」ですので,原則として「募集要項」に記述している程度の範囲となります。「特定の者及び組織等への誹謗中傷など並びに当私塾が当私塾の相談業務に相応しくないと判断するご相談」(a)などについてはご相談に応じかねますので,あらかじめご承知おきください。
なお,ご相談中に「a」のようなご相談をされた場合には,中途であってもご相談を打ち切らせていただきます。また,その後においてもご相談をお受けすることは致しません。
(5) 「学習方法等」について
Q12 「OneNote」を学習ツールとする利点は何ですか?
A
「OneNote」を学習ツールとして活用する利点は,次のとおりです。
多機能,かつ,利便機能搭載の「OneNote」について,次のサイト記事を参考にしてください。当私塾と学習を進めていく中で,自然と種々の機能を覚えられると思います。
【関連サイト記事】
Q13 「「言語能力」及び「言語運用能力」を鍛える基礎演習」は「基礎」,「応用」及び「発展」のレベルに分かれるとあります。在籍期間中,同じレベルで学習を継続するのでしょうか?
A
いいえ。この「レベル」は飽くまでも入塾当初の目安に過ぎません。要するに,どのレベルの教材から学習をスタートするのか,その点を定めるだけですから,学習の進捗に従い,随時,教材レベルを定めていくことになります。
Q14 「リモート対面指導」の中で,学校生活等に関する悩みを相談することはできませんか?
A
1回(60分間)の「リモート対面指導」の中で「探究的な学習」,「小論文・論作文」及び「「言語能力」及び「言語運用能力」を鍛える基礎演習」のいずれかにかかわって,質疑応答や当私塾から指導・指示を行わなければなりません。したがって,時間的にほぼ余裕がないものと考えられます。そこで,別途,日取りを定め,「〈思いやり(恕)〉を育成する教育相談(無料)」にお申し込みいただきたいと思います。ただし,緊急のご相談の場合には,その限りではございません。
(6) 学習期間
Q15 半年間の在籍期間を認めてもらえないのでしょうか?
A
「研究部門」では主に「探究的な学習」を行います。したがって,半年間では充実した「探究的な学習」を行えないものと考えられます。ただし,塾生の諸事情は考慮の対象と致しますので,半年間に限らず,在籍期間についてはお気軽にご相談ください。
Q16 仮に当私塾に3年間在籍したとして,何本くらいの「探究的な学習」を熟せるのでしょうか?
A
「探究的な学習」のテーマ性や研究の規模等にも拠りますから,一概に回答することはできません。当私塾では1年に1本辺りを目安としています。
Q17 中途退塾はできますか?
A
結論としては可能です。その折,月途中の退塾でも,当該月の月謝は全額を返金できませんので,あらかじめご諒解ください。ですが,「言語能力」及び「言語運用能力」を鍛えるには粘り強さが必要です。即座に結果が出るものではありません。その点を再考され,ご判断ください。
(7) お申込方法・お支払方法
Q18 決済方法を含め,申込から最初の受講までの手続きを整理してください。
A
次の要領のとおりです。
【関連サイト記事】
Q19 領収書は発行していただけるのですか?
A
勿論,電子メールにより発行させていただきます。ご遠慮なくお申し付けください。
なお,電子メールは,お申し込みの際, 「お申し込みフォーム」 にご記入いただいたメールアドレス宛に送信させていただきます。
(8) お問い合わせ
Q20 問い合わせをしたのですが,返信メールが届いていません。何か当方に不都合があったのでしょうか?
A
誠に申し訳ございませんでした。勿論,不都合はございません。 通常,一両日中にはご回答を申し上げるようにしております。 しかし,時折,当方からの電子メールが「迷惑メール」のフォルダーに入ってしまう場合があるようです。大変にご迷惑をお掛けいたしますが,「迷惑メール」のフォルダーをご確認ください。「迷惑メール」のフォルダーにない場合には,次の「お問い合わせフォーム」をご使用になり,再度,当私塾にご連絡ください。お手数をお掛けいたしますが,何卒よろしくお願い申し上げます。
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