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(校種,教科・科目等を問わず,)
教職員自らが言語(運用)能力を鍛える術を身に付けよ!
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「教採アラカルト基本講座」のお申し込み期間は,原則として,
令和3(2021)年2月2日(火)から令和3(2021)年3月30日(火)まで
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1 プロローグ
今回は当道場へお寄せいただいたご質問にお答えする最終回になります。三つのご質問がそれぞれに連関しているため,それらに一挙にお答え致します。
2 教採アラカルト(特別支援教育5)
(1) 出 題
問
1 次の文は,障害者の権利に関する条約第2条に示された合理的配慮の定義です。文中の( A )・( B )にあてはまる語は何ですか。下のア~エの中からそれぞれ選び,その記号を書きなさい。
「合理的配慮」とは,障害者が他の者との( A )を基礎として全ての人権及び基本的( B )を享有し,又は行使することを確保するための必要かつ適当な変更及び調整であって,特定の場合において必要とされるものであり,かつ,均衡を失した又は過度の負担を課さないものをいう。
A ア 平等 イ 共生 ウ 協働 エ 連携
B ア 利益 イ 自由 ウ 尊厳 エ 理念
2 障害のある児童及び生徒に対して合理的な配慮を行う際,どのようなことに留意する必要がありますか。簡潔に2つ書きなさい。
(2) ミニ解説・資料
出題に関連して,次の各項目の学習(対策)を深化させておきましょう。
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3 場面指導等(特番 面接選考)
(1) 出 題
最近,お読みになった教育関連の書名を挙げてください。また,その書籍から学ばれたことを学校教育にどのように生かしていかれますか?
(2) 塾長の述懐
時折,日本の学校教育では日常生活に生きる「話し言葉」の訓練をしないといった主張を耳にします。「確かに,顕在的な教育課程上はそうかなあ…。思考力・判断力・表現力等とは言うものの…。」と思う一方で,「「かくれたカリキュラム」(P.W.Jackson)・「潜在的カリキュラム」(B.S.Bloom)(以下,両者を併せて「潜在カリキュラム」と表記)があるからなあ…。」とも思うわけです。
しかし,こうした場合の「潜在カリキュラム」は余程教職員の言語(運用)能力がしっかりとしていないと機能しません。筆者が声高に教職員の言語(運用)能力を鍛えるべきだと申し上げる一つの理由でもあります。
また,児童生徒の学力を付けるためには,「顕在カリキュラム」と「潜在カリキュラム」とが整合性を持ち,相互補完することが肝要であることを忘れてはなりません。
「あなたの人生上のご経験の中で学校教育に生かせることは何ですか? また,そのご経験をどのように生かされますか?」
「学生時代にサークルのリーダーとして活動したことです。メンバーをまとめる力が身に付いたと思いますので,それを学級(ホームルーム)経営に生かして参ります。」…X
こうした回答を聴く度,筆者は次のように思うのです。
「だから? ○○○○○? ○○○○○○?」
「これまた面接官は3日連続でカレーライスを食べさせられるのか?…まあ,1週間連続でも大丈夫という人もいらっしゃるでしょうが(笑) 面接官って大変だろうなあ…。」
要するに,回答Xでは「ダメ!」ということです。
言語(運用)能力を鍛える必要があります。今次改訂の学習指導要領及びその解説もしっかりと読み込んでおかないと。
© 2020 「鍛地頭-tanjito-」
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