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教員養成私塾「鍛地頭-tanjito-」vol.42 「共通テスト再編」

夕暮れのまだ青味の残る空を背景に浮き上がる金色のトロントの街 一般ブログ教材
カナダのトロントの夜景(提供 photoAC)
この記事は約16分で読めます。

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教員の抽象化能力を上げろ!!
鍵は「具体 ― 抽象/実践―理論」の往還にある!!

 1 「教採アラカルト基本講座」受講者募集

募集受付を令和3(2021)年4月1日(木)に締め切ります。
開講は4月2日(金)午後8時からです。

(0) 塾長の述懐

♬ 新年度に思いを寄せて

「鍛地頭-tanjito-」の塾長 小桝雅典です。

「鍛地頭-tanjito-」は教員の資質・能力の育成と教採合格とを統合した〈学び〉を塾生・受講者と〈共創造(co-creation)〉する民間の教員養成私塾です。したがって,教採合格だけを目指す予備校やオンラインの私塾等ではありません。当道場で学べば教採合格は然ることながら,〈ホンモノの教員〉としての資質・能力を磨くことができます。いえ,日々,〈ホンモノの教員〉としての資質・能力を磨いているからこそ,教採に合格していくのです。教採に合格するためだけの小手先のスキルを身に付けよう何ぞ考えてはいけません。それは学校現場でほぼ役に立たないからです。困るのは,まずは乳幼児・児童・生徒であり,そして,小手先のスキルを身に付けたあなたです。採用後,3年の間に離職する教員が数多い現実が何を物語るのか考えてみてください。

〈ホンモノの教員〉となるには,現状,大学・大学院等の養成教育だけでは事足りません。学校現場で経験を積むだけでも力量不足に陥ります。そうならないためにも,理論と実践との止揚(aufheben)・統合が必要なのです。理論と実践との懸橋が必要なのです。「鍛地頭-tanjito-」はその止揚(aufheben)・統合の場であり,理論と実践との懸橋です。その根拠は塾長のプロフィールにあります。

当道場には〈ホンモノの学び〉を求め,当道場から教採に合格した現職の先生方及び教採での合格を目指す臨採・非常勤の先生方が集っておられます。また,教員でもなく,教員志願者でもなく,只管自らの〈学び〉を深めたいからと「鍛地頭-tanjito-」にその〈学び〉の場を求めて,一般参加の形で入塾された方もおいでになります。

大学生や大学院生の皆さん,「鍛地頭-tanjito-」はそうした素敵なメンバーから日々聞くことのできない情報を気軽に得,共に学び合い,支え合い続けることができる場であることをご理解ください。

臨採・非常勤講師の皆さん,「鍛地頭-tanjito-」は学校現場での悩みを共有し,勤務経験を通じた〈学び〉を深め合えるメンバーと貴重な人的ネットワークを形成することのできる場であることをご理解ください。

当道場は単に営利を目的にした教採受験塾ではありません。乳幼児・児童・生徒のためにホンキで教員になりたい方の,教員としての総合力の基礎となる資質・能力を磨く場です。

「まずは,乳幼児・児童・生徒ありき」の信念の下,教員研修を基盤に教育愛に満ちた〈ホンモノの教員〉の育成を目指す教員採用試験合格道場「鍛地頭-tanjito-」で共に学んでみませんか?

自己の人生を乳幼児・児童・生徒に賭す教育愛に溢れる人材を求めております。
何卒勇気を持って「鍛地頭-tanjito-」の門を叩いてください。
そうしたあなたの入塾を心からお待ち申し上げております。

塾長 小桝雅典

(1) 日程・講座内容

筆記選考と人物評価選考の両対策を各講で同時に統合化して行います。
筆記選考と人物評価選考とを二項対立で捉えないことが実力養成のポイントです。

♬ 解説 教採アラカルト基本講座

教採アラカルト基本講座について補足説明いたします。

まずは,教採アラカルト基本講座のメリットについてご説明します。
この講座には,主に次の3点のメリットがあります。

1点目です。知の統合化について。様々な教育事象という具体を扱い,それらの共通点・共通性を見出す,つまり全体的に俯瞰・抽象化することにより,教職員が乳幼児・児童・生徒に身に付けさせなければならない根幹となるものを炙り出します。そして,それを他の教育事象にどのように活用していくのか,その在り方,すなわち知の統合化の在り方を身に付けることができます。換言すれば,即戦力・実践力の礎となる教員として必要な知識・技能を豊富に身に付け,思考・判断・表現する力が身に付くということです。講座は講義一辺倒になることはありません。受講者との「対話」をベースとします。

2点目です。何を学ばなければならないかについて。この講座で学んでいくうちに,あなたが教員になる上での,あなた自身の弱みと強みとを理解することができます。特に,即物的に言及すれば,教採対策において何が不足しているのか,それをどのように克服していけばよいのかがわかるようになります。また,先程も述べたように,講座内での受講者との「対話」を重視しますから,現役時代の経験から教職員を見る目に長けた塾長があなたの教員としての強みを引き出します。自己に自信が持てるようになるでしょう。

3点目です。教育愛の醸成について。塾長と語り合えば,乳幼児・児童・生徒のために頑張ろうという気持ちになる。その左證は当道場の現塾生・受講生です。教員としての根源的な資質・能力を磨くことができるのです。

そこで,前期の講座メニューをご覧ください。後期も前期と同様の講座メニューとなります。一瞥されるとお解りのとおり,テーマは幅広い領野を扱い,その上で,一つのテーマから次々と掘り下げ,内容を分岐し,他のテーマと統合的に絡み合う〈学び〉を展開しますから,複雑な教育事象を多面的に理解できるようになります。したがって,教採で種々の角度から問われてもブレない〈学び〉を構築することができるのです。

前期の受講生の中には,この教採アラカルト基本講座で学んだことが契機となって,現在,合格道場の正規塾生となり,Special Team入りを果たした方もおいでになります。格安だから中身のない講座などという固定観念を倒壊させる良質の講座を一度受講してみてください。「鍛地頭-tanjito-」の奥深い魅力に魅了されるはずです。

なお,本日,4月1日(木)が締切[1]締切には間に合わないけれど,受講の意志があるという方,ご相談に応じます。です
奮ってご参加ください。

塾長 小桝雅典

【(前期)/後期講座メニュー】
日付第1テーマ第2テーマ
4/2【特番】自己アピール(志望動機書)文等
対策(ありのままの自分探しの旅)
【特番】自己アピール(志望動機書)文等
対策(ありのままの自分探しの旅)
4/9校則学級(ホームルーム)通信からアプローチする
学級(ホームルーム)経営
4/16道徳の授業構想学力向上の考え方
4/23懲戒・体罰保護者連携を基底に据えたキャリア教育・進路指導
4/30特別活動障害者差別解消法から見る特別支援教育
5/7学習指導要領に措定された学力論道徳・総合的な学習(探究)の時間・特別活動等
における体験活動
5/14『生徒指導提要』に見る校内規律教育振興基本計画とICTの活用
5/21守秘義務学校の働き方改革と教師論
5/28教員としての適性(面接選考対策)教育思想家と教育史
106/4教科書使用義務学力観と学習指導要領変遷史
(教育課程論・教育方法論の知見から)
116/11【特番】「令和の日本型学校教育」
(中教審答申)を読む!
【特番】「令和の日本型学校教育」
(中教審答申)を読む!
126/18補助教材他者とのかかわりと道徳教育
136/25教育効果(教育心理)組織的な生徒指導の考え方と実践
147/2学級(ホームルーム)経営論
(「みんな仲良しが良い!?」)
学力論から見る保護者連携
(進学塾のような授業)
157/9発達理論(教育心理)ホンモノの児童生徒理解(『生徒指導提要』)
167/16道徳教育・特別活動他から見る礼儀・
あいさつ(理論)
道徳教育・特別活動他から見る礼儀・
あいさつ (場面指導)
177/23服務規律の徹底各地方自治体の教育振興基本計画と教育時事情報
187/30職務命令いじめの問題への対応
198/6コンプライアンスから見る児童虐待児童虐待への未然防止と対応
208/13信頼される学校(学校経営・
カリキュラム・マネジメント)
教師の言葉遣いと人権教育
註:日付はいずれも金曜日(午後8時~9時まで)です。

(2) 受講料

1講座 2,000円の全20講座
受講料 36,000円(分割払い有り/2講座分無料

(3) 実施要項等

実施要項

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 2 プロローグ

テーマ

「具体(実践)ー抽象(理論)」の往還(抽象化能力)

「鍛地頭-tanjito-」が求める教師像

塾長の述懐(その1)

「わかりにくい」が有する間主観的拘束性に基づく言説の権威性

「わかりにくい。」

当道場のブログ教材,中でも「プロローグ」や公式ホームページ及び公式サイトの構成等を読んで/一瞥して,よく吐き出すように言われる言表である。

確かに〈わかりにくい〉。わざとそう言述しているのだから。「鍛地頭スル」ためだ。

「わかりにくい」モノは,得てして具体と抽象とがごっちゃ混になっている。また,抽象だけで構成/言述されている。(ホントウは断片的な具体だけでも「わかりにくい」。)

だから,敢えてそうしたモノを書いている。具体だけしか捉えることのできない者には,具体と抽象とのテクスト(織物)がまどろこしく…要は複雑怪奇に絡み合う一本一本の繊維を解きほどくことが面倒臭い。具体と抽象とを峻別することすらできないし,抽象そのものを理解し得ない。

特に,SNS(InstagramやTwitterなど)から洪水のように溢れ出る情報は,自己にとって都合の良い具体の断片ばかりである。自己都合によりその断片の一片を取り上げては歪んだせいぎ・・・・・・を振り翳し,他者を誹謗中傷する(者がいる)。

「わかりにくい」を既得権のように言述する者も同類だ。

そうした言動が数多の具体を俯瞰・相対化し,それらの有する共通点(性)を帰納的に抽出する抽象化能力に欠損していることに全く気付いていない。否,局所的に具体しか見えないのだから,気づくわけがない。抽象化能力を有する者には,具体しか見えない者の在り方はまざまざと見えるが,具体しか見えない者には抽象化能力を有する者の言動が見えることはない。だからこそ,半永久的に他者を誹謗し続けられるのである。


「地球は平べったい板の形だ。」――そう思い続けてきた人類の歴史がある。

社会形成においても然り。常識は間主観性から成り立つ。例えば,100人のうち,99人が「地球は平べったい板の形だ。」と口にすれば,地球の形は「平べったい板」になる。常識は真理・真実であると常に言えるわけではない。

「わかりにくい。」が当たり前のように使用され,恰もそれが「かしこさ」を表象する言述であるかのように,仮想的有能感に塗れた特殊な言説の権威性を有するとき,世は抽象化能力に欠損した人間の群れとなる。

資質・能力の3つの柱とメタ認知

教員採用候補者選考(以下「教採」と表記)を受験するならば,「資質・能力の3つの柱」くらいより詳細に説明できるだろう。ああ,ここでの「説明」は選考に合格するためだけに言表群を丸暗記した上での言述行為を指して述べるのではない。それは具体だけを重んじる者の愚行だ。ここで述べる「説明」は具体と抽象との往還を日常的な営為としている者の結果としての言述を指す。

「学びに向かう力(主体的に学びに向かう態度)」には二つのポイントがある。(自己等の学習過程及び学びの)メタ認知(〈相対化〉)と粘り強い学習だ。学校教育法第30条第2項が「学力」を規定した法律の嚆矢として騒がれただけではなく,この3つ目の柱(の規定)が「画期的」と称された所以がそこにあるように思う。

前節で述べたように,「数多の具体を俯瞰・相対化し,それらの有する共通点(性)を帰納的に抽出する」力を「抽象化能力」と呼ぶならば,「メタ認知力」は「抽象化能力」であると言って過言ではない。

確かに,具体だけしか追わない者に「メタ認知力」(≒自己を振り返る力(reflection))があるのならば,無辜の他者を誹謗中傷するはずがない。自己省察力は〈思いやり〉など豊かな人間性に磨きを掛ける。


学習指導要領に措定された資質・能力の3つの柱を一人ひとりの学習者に打ち立てていかなければならない理由が,徐々にではあるが,判然としてきたことであろう。

「わかりにくい」と問題解決能力

具体的事象だけを,しかも一面的に捉えて,恰も全てを悟ったかのように「わかりにくい」を連発する者は問題解決能力に欠ける。

〈抽象〉は連関する。

例えば,一人ひとりの乳幼児・児童・生徒(具体)を多面的に捉え(抽象(化)),それぞれから共通する課題を抽出(抽象(化))・(既存の課題等と)連関させる抽象化能力に長けた教職員ならば,学年や学校等の課題を的確に捉えることができる。そして,その課題を一人ひとりの乳幼児・児童・生徒に対して照合(具体と抽象との往還)しながら,適切な指導を模索(問題解決)する。

一方,具体だけを追いかける教職員は乳幼児・児童・生徒を一面的にしか理解できず,何食わぬ顔でレッテル張りを行い,信用を失墜する。

塾長の述懐(その2)

教採で求められる力

昨今,教職員の質的低下が顕著であり,特に若年教員に即戦力・実践力が求められることは間違いのない事実である。

「教職経験年数の少ない者に即戦力・実践力を期待する方がおかしい。」

この言述が具体しか見えない教職関係者等による不合理な言説を構築する。抑々,経験年数が豊かでも即戦力・実践力を伴わない教職員もいる。即戦力・実践力を限られた具体の断片でのみ捉えるから,つまり,抽象化能力に欠損するからこうした的外れな言述となる。

即戦力・実践力の支柱は具体と抽象とを往還することのできる能力である。仮に,(教職経験年数が少なくとも)具体的な教育事象の寡少な断片から共通点(性)を見出し(抽象化),それらを既存の知識や経験との狭間で止揚/捨象する過程を経由することによって,他に生起する教育事象に具体化を試みる,言わば推論(アナロジー)できる能力であって,問題解決能力とも呼ばれる力である。それは今次改訂学習指導要領において大々的に(学習者に)求められている能力だ。「(教職員及びその志願者がSNS文化に象徴されるように目先の具体ばかりを追い求め,)問題解決能力を鍛えないで教壇に立ち,どうやって(学習指導要領が求める)問題解決学習を展開するんだ!」と当道場が苛立ち交じりに憂虞する所以である。

SNS文化を〈相対化〉せよ。―SNS文化の〈相対化〉はそれを否定するものではない。否定と捉えること自体,二項対立の陥穽に陥っているのである。つまり,抽象化できていない左證だ。

教採に合格するだけの方便の獲得を放棄せよ。―正解至上主義が終焉を迎えていることは「令和の日本型学校教育」(中教審答申)においても指摘されているところである。なぜならば,国際・情報社会が急速に進展する一方,私たちの周囲に生起する諸問題は地球規模のものも,卑近なものも複雑化・多様化・難化を極めつつあるため,それらを解決に導く全人類的な能力を希求しているからだ。即物的に具体しか捉えることのできない,正解至上主義では諸問題に太刀打ちは出来ず,豊かな社会生活は望めない。そうした人材は望まれていないのである。人材づくりを担う人材である教員だからこそ然り。

○ その際,従来の社会構造の中で行われてきた「正解主義」や「同調圧力」への偏りから脱却し,本来の日本型学校教育の持つ,授業において子供たちの思考を深める「発問」を重視してきたことや,子供一人一人の多様性と向き合いながら一つのチーム(目標を共有し活動を共に行う集団)としての学びに高めていく,という強みを最大限に生かしていくことが重要である。

「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)」,第Ⅰ部 総論,3.2020 年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿,中央教育審議会,令和3年1月26日,p.15

教員となることを志したその時から即戦力・実践力を鍛えよ。―抽象化能力(メタ認知力・〈相対化能力〉),問題解決能力,情報活用能力を鍛えることだ。そして,何よりそれらの基盤となる言語(運用)能力を鍛えるのだ。~「選考でどこが問われる」,「空欄補充問題・選択肢問題等が上手に解ければ良い。」,「面接選考は似非パフォーマンスで乗り切る。」など…そのような具体(現実の刹那的な一断面)しか捉えることのできない貧相な発想で生き抜ける時代ではない。一つの教育事象は複雑な要素が絡み合う有機的な複合体だ。そして,それらの教育事象は連関する。にもかかわらず,一つの教育事象をバラバラの断片に解体し,個別の具体として見せ,それらの具体の表層をさらに個別になぞって問い,一対一対応式の正解を求める出題に即応するためだけの小手先のスキルを身に付ける所謂受験型教採対策を行っていて,〈ホンモノの教員〉としてやっていける訳がない。抽象は連関する。つながっているのだ。抽象化することは個別の具体間のつながりを〈相対化〉することでもある。学習指導要領が「つながり」をしきりに強調する意図は「つながり」を〈相対化〉し社会に開かれた〈つながり〉とする(学習者の,否,教職員をも含めた)能力を育成することにある。それは,特にこれからの〈新しい時代〉の〈新しい教育〉を担う教職員の欠くべからざる資質・能力だと言える。「正解主義」や現状の巷間を席巻する所謂受験型教採言説から逸早く脱却・超越せよ。~

「まずは,乳幼児・児童・生徒ありき」―そろそろホンキでまずはこどもたちの,社会(人類)の,そして自己の幸福を追求しようではないか。

「鍛地頭-tanjito-」はこれからの時代を生き抜く力を養成できる〈ホンモノの教員〉の育成に,日夜,全力を投じている。

上述した内容は「即戦力・実践力」の一断面を切り取ったものに過ぎないことをお断り申し上げておく。

 3 教採アラカルト(特番)

出 題

当道場にはSpecial Team[2] … Continue readingがある。

先日,共通テスト再編のニュースが世間をざわつかせた。その翌日,ある種の危機感を抱いて,当方がSpecial Team内のグループチャットに投じた問いがある。その問いを今回の「出題」とすることにする。

Special Team内の雰囲気を少しでもお届けするために,一部加筆修正した当該のチャットを掲載しておきたい。

【情報提供 共通テストの再編】

各社,標記の話題で盛り上がっています。
パッと目に付いた記事を採り上げてみます。

[これからの授業論]

「共通テストの新教科・科目、問題の特徴分析…「歴史総合」「地理総合」「公共」「情報」」( 讀賣新聞オンライン,2021/03/24 14:00)

教員も授業の組み立て方に工夫が必要だろう。単なる討論や発表ではなく、活発に生徒の質問が出るようにうまく働きかけるといった、より深い議論が進むための取り組みも欠かせない。

3ページ,「公共」

「単なる討論や発表」であってならないのは以前から。
形骸化したALは教員の自己満足の塊です。
「活発に生徒の質問が出る」ことが目的化するとダメです。
「うまく働きかける」ため・・の「働きかけ」でもダメ。
勿論,「より深い議論が進むための取り組み」が目的化してもダメ。
これらの姿勢は「まずは,乳幼児・児童・生徒ありき」ではないのです。
では,どうしたら良いですか?
(チャネルにも転載しておきますから,どなたか絡んでください。)

[瓦解する公教育]

「プログラミングも出題 新教科「情報」のサンプル問題 大学入学共通テスト」(JIJI.COM 時事通信社,3/24(水) 20:33配信)[3]2022.7.14現在,リンク元不明

なぜ新教科「情報」が共通テストに位置付くのか。説明できますか?
「GIGAスクール構想」があるからといった短絡的な解答では説明になっていません。
(チャネルにも転載しておきますから,どなたか絡んでください。)

情報教育に詳しい電気通信大の中山泰一教授は「都道府県間での教員採用にばらつきが大きすぎる。専任教員を積極的に採用すべきだ」と話している。

記事本文より

これって,「情報」だけの話ではありません。
公教育の瓦解につながる深刻な問題です。

出題に対するご質問,ご意見,正解及び解説等に係る照会については受け付けておりません。予めご諒解ください。

© 2021 「鍛地頭-tanjito-」


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