
教員採用試験対策講座1-社会に開かれた教育課程-
「塾長の述懐シリーズ」の第14弾です。今回は養成私塾が運営するLINE Openchatのトークルームで,塾長が毎回行う「朝のご挨拶」から話題を提供します。テーマは「自己有用感」と「自己肯定感」との異同。「つながり」をキーワードとする社会性との連結を観点に,「自己肯定感」ブームを斬ります。教採受験者は必読です。
こどもの一番近くにいる大人は,保護者(親)です。その保護者のかかわり方が,こどもたちの将来に大きく影響し,人格形成も左右していくことをご存知でしょうか? こどもの将来を見据え,眼前のこどもに対する教育や指導の在り方を,人格心理学を援用し記述しています。
みなさんは,「あいさつ」をされていますか? 家庭,地域,学校,会社など,あらゆる場で「あいさつ」は交わされると思います。大人が自然と「あいさつ」をしていれば,こどもも自然と「あいさつ」を行います。「あいさつ」は,「包み隠さない自分(の気持ち)」を相手に届けることを表現し,自ら他者に〈つながり〉を求める行為なのです。