1 週間アメブロランキング
2019.5.26 12:43現在
1位 「時間感覚を養うスケジュール管理―軽度自閉スペクトラム症の息子の場合―」(「鍛地頭-tanjito-」の教育論>特別支援教育(療育),2019.3.4):「いいね!」831 +1
2位 「新しい時代を生きるための《読み》について考える―〈語り手〉とは?【発展編】」(「鍛地頭-tanjito-」の教育論>「鍛地頭-tanjito-」の国語教育論,2019.3.27):「いいね!」778 ±0
3位 「「鍛地頭-tanjito-」の令和考―異文化間を超越する〈美〉―【後編】」(塾長のつぶやき>塾長のつぶやき,2019.4.14):「いいね!」695 ±0
2 週間BLOG「鍛地頭-tanjito-」ランキング
2019.5.26 12:43現在
1位 「塾長の述懐 第6回(2019.4.21(Sun.))」(塾長の述懐,2019.4.23):72ビュー +4
2位 「「鍛地頭-tanjito-」の令和考―異文化間を超越する〈美〉―【後編】」(塾長のつぶやき>塾長のつぶやき,2019.4.14):59ビュー +1
2位 「統一した〈指導〉のための「保護者―学校等」間連携―軽度自閉スペクトラム症の息子の場合―」(「鍛地頭-tanjito-」の教育論>特別支援教育(療育),2019.5.4):59ビュー +4)
3 今週の総評
いつもたくさんの皆様方に「鍛地頭-tanjito-」のBLOG記事をお読みいただき,誠にありがとうございます!!
今週も「週間アメブロランキング」及び「週間BLOG「鍛地頭-tanjito-」ランキング」の順位変動はございません。
最近は,システムとしての「受験社会(言説)」に,歯に衣着せぬ物言いでメスを入れている当塾です。〈こどもたちを大切にすること〉が信念なのですから,微力でも,またブログの形であっても,その信念である〈こどもたちを大切にすること〉を発信し続けなければならないと思うのです。
あちこちで書き散らしていますが,当塾には「受験脳」を育てることを否定するつもりはありません。しかし,
- 「受験脳」育成に濃い商業主義が入り込んでいる。
- 「受験社会」という名のシステム(言説)に気づかないほど,主に大人たちが〈相対化能力〉を喪失している。
これらのことが気懸りでならないのです。そして,こどもたちは本質的に「鍛」えられなければならない「地頭(力)」を「鍛」えられずにいる。当然,世界の教育に対して立ち遅れていくわけですが,実は,そのようなことはどうでも良いことで,来たるべき〈新しい時代〉を推進する〈共創造(co-creation)〉の能力が養われていないことが問題なのです。――〈共創造(co-creation)〉の能力が鍛えられれば,世界と〈共創造(co-creation)〉できるのですから。――〈新しい時代〉は,AIが大幅に導入され,一元論的トランスモダンの時代になるはずですから,高次の文化創造が表現されるべき時代とならないといけないのです。そうした趨勢にあって,私たちに求められている能力は,それを可能とする「地頭(力)」に他なりません。その際,〈相対化能力〉の欠乏は致命傷となるでしょう。自らの立場(思想性・思考性)や他者のそれらが〈相対化〉できないところでは,「止揚(Aufheben)」は機能しないのですから。
先週,「塾長の述懐 第9回 脱現行受験社会(2019.5.19(Sun.))」(小桝雅典,BLOG「鍛地頭-tanjito-」,2019.5.19)を公開しました。現代の「受験社会(言説)」に本格的にメスを入れ始めたBLOG記事です。まあ,読者(フォロワー)であった(進学)塾関係者からの「いいね!」がぱったりと途絶えました。フォロワー数も減少しました。――それでも「いいね!」を下さる塾関係者もおられます。――当該のBLOG記事の「いいね!」の動向だけから断言できるものではないと思いますが,こうした「いいね!」が途絶える現状が,「二項対立」の思考性を顕著に物語っており,それが〈事実〉であるならば,先程から述べているように「止揚(Aufheben)」など程遠い話なのです。公私の枠組みを取り払った〈新しい教育〉の創造には,(「私」のフィールドにおいてさえ)長い時間が掛かりそうです。
それが気懸りでならないのです。
そのような遣る瀬無い思いで,今週のBLOG記事ランキングを振り返ったのでした。
本日〔5/26(日)〕,「受験脳(テクニック)」育成の弊害と「鍛地頭」の必要性について〔10〕」(小桝雅典,BLOG「鍛地頭-tanjito-」,2019.5.23)を公開しました。「受験社会(言説)」に一層深いメスを入れたBLOG記事です。
さて,果たして,来週のランキングに変動は起こるのでしょうか?
どうぞ次回をご期待ください。
以 上
令和元年5月26日
塾長 小桝雅典
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