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教員養成私塾「鍛地頭-tanjito-」vol.27 「マイナスの効果」/「組織的な生徒指導」

夕暮れのまだ青味の残る空を背景に浮き上がる金色のトロントの街 一般ブログ教材
カナダのトロントの夜景(提供 photoAC)
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マイナスはプラスの始まり!!

2020年「鍛地頭-tanjito-」が開講する「場面指導Weekly解説ルーム」のコマーシャル用フライヤー(教材紹介編)
場面指導Weekly解説ルーム’20」受講者募集中!!

 1 プロローグ

臨時的任用職員・非常勤講師(以下,「臨採等」と表記)の現職及び経験者が当道場の門をよく叩かれている。だから,教員採用候補者選考(以下,「教採」と表記)の受験歴が長い方もおられる。

当道場の合格者は,本務者となられて後も〈学縁〉を持って当道場に在籍し続けてくださる。つまり,受験主体である臨採等の方々と併せ,学校現場の経験者が豊富だ。だから,「オンライン版「教育を考える学生×現職教員 とことんダイアログアセンブリー」」のようなことができる。簡単に述べれば,学校現場の経験者とそうではない受験主体との情報交換の場が「オンライン版「教育を考える学生×現職教員 とことんダイアログアセンブリー」」だ。早期離職率が高い学校教育界。現場経験の無い・寡少の方に現場の情報を提供したい,学校現場に従事している方には大学生・大学院生等からの新鮮な学問の情報を提供したい,このような思いから企画した当道場の名物無料イベント。本年度も目下計画中だ。

註:上掲の「アセンブリー」企画は昨年度分のものであり,現在は参加者を募集しておりません。本年度分の企画が決定次第,改めて当道場の公式サイト及びホームページ並びにSNS等でお知らせいたします。

あちこち他所で学ばれて最終的に行き着く果てが「鍛地頭-tanjito-」。

「教員採用試験 オンライン 面接」くらいの検索語を入力して。ポン!
「なんだ? この得体のしれない教員試験対策講座「鍛地頭」? 抑々,どう読むんだ?」
「なんだ? この素人の手作り感満載の公式サイト(ホームページ)は?」
「信頼できるのか…?」
「なんだ? このブログの長さは? 読む気もしない。しかも,小難しい。」
「なんだ? 「教採界のパラダイムシフト」だと? そんな勉強の仕方ってムリっしょ!」
「なんだ? 対策の仕方が面倒くせ~。もっと楽(ラク)して合格したいしよ~。」
「こんなところ…大丈夫か…?」
「なんだ! 塾長のプロフィール画像がなんでこんなに馬鹿デカいんだ!」
「ダメだこりゃ…でも,もう行くところがないから,まあ,ダメ元で申し込んでみっか。」

こんなところかなあ(大笑)。
※「そうではないよ。」と仰る現塾生・受講者がおられると思うのでごめんなさい。

こうした受験のベテランとも言える塾生・受講者と〈対話〉をもっていて,いつも同じことを思う。

「ご当人の良さや〈自己の内なるボイス〉を逸早く見抜いて指摘してもらえる環境がこれまでになかったのか…?」
「ご当人の課題を逸早く見抜いて指摘し,共に改善に向けて歩んでいこうではないかといった環境がこれまでになかったのか…?」

当道場のスタッフと〈対話〉を持たれた塾生・受講者の頬を熱い涙が伝う。男女を問わない。そうした方の割合が高い。しかも,そうした方の合格率が高い。スタッフがいじめたのではない(笑)。〈対話〉,それは即ち面接練習によって,それまではぼんやりとその存在を意識していた「自己の内なる「自己」」(筆者注:「了解・到達不能の「ありのままの《自己(他者)》」」ではない。)にまざまざと邂逅した「何とも表現のしようのない感涙」(14年連続で思いが適わず,当道場と出逢い,1か月の学習で合格された第2期塾生の弁)である。

これで教採も大丈夫。教壇にも自信を持って立てる。勇気をもって「了解・到達不能の「ありのままの《自己(他者)》」」を希求する《旅》に出立することができる。


世の中に「合格体験記」は数多く存在している。しかし,筆者は「不合格体験記」なるものにお目に掛ったことがない。筆者だけか?

先日,今夏の教採を不合格になった塾生が,その「不合格体験記」を送ってくれた。正直,驚いた。しかも,当道場の公式サイト,ホームページ及びSNS等に掲載して欲しいと言う。二重に驚いた。だから,次に掲載することに関して,当然のこと,本人の了解がある。

当道場を持ち上げ過ぎなので掲載が憚られたが,当の塾生の言説は最も価値のある不合格にある。東洋思想にもあるが,強烈な体験や実感を伴って〈ホントウに分かった〉とき,人は「悟り」に至る。当の塾生は今回の「不合格」を体験して,当道場が耳に胼胝ができるくらい1年間言い続けた課題が〈ホントウにわかった〉のだ。だからこそ,「最も価値のある不合格」なのだ。

「「不合格体験記」を堂々と掲載するなんて,塾長,何を考えているの…? そんなことをしていたら,人は道場の門を叩かなくなるだろうに…。」(現塾生・受講者及び関係者が心配してくださる心の声が聞こえるような気がする。)

「人が道場の門を叩こうが叩くまいが,そんなこと関係ない。当の塾生のネット掲載にまで及んだ心意気を見よ。」(ご心配をくださる方々には誠に申し訳ございません。)

第3期塾生 最も価値のある不合格

上掲の「第3期塾生 最も価値のある不合格」は当道場内の「合格道場」(レベル:上級,定員2名)での〈学び〉をベースに綴ってあります。

「鍛地頭では,塾生や受講者の解答が高い水準に到達するまで,同じ問いに何度でも,手を替え品を替え,スタッフからの追加質問が続きます。」

「鍛地頭-tanjito-」の秘技(?),企業秘密(?)が記述されているので少し解説を加えておきます(笑)。

【追加質問について】
いつも述べているとおり,一つの教育事象は多様な要素が複雑に織り成す有機的な多面体です。したがって,教採の出題はそのほぼ一面からのアプローチに過ぎないと言えます。一つの教育事象をありのまま,丸ごと理解するためには,多様な側面からアプローチする必要があります(システム思考)。そのために塾生・受講者の解答を聴きながら・見ながら,―だから,塾生・受講者にとって個別最適な〈学び〉になる。―それら多様な面からのアプローチを試みる追加質問を行います。それらの追加質問を熟すうちに,塾生・受講者は豊富な知識を蓄えていきます。そうしながら/その上で,習得した知識を対象とする教育事象に応じて統合する技を学びます。その技は学校現場で長年生徒や教員の指導に当たった者にしかできないものです。それによって,塾生・受講者には教採の一つの出題が多方面の出題に広がり,対策の幅も深みも豊かになるとともに,学校現場で〈生きて働く知識〉に変容していくわけです。学校現場では一つの教育事象を一面からのみ捉え,指導することはできません。そのようなことをすれば,十分な指導にならないばかりか,誤った指導を行う可能性が高くなります。システム思考を鍛え,眼前に生起する一つの複雑な教育事象を多面的・多角的・総合的に捉えられる力量が,現代,教員には特に求められているのです。なぜならば,昨今,解決に困難を要する複雑な教育事象が多々生起しているのだから。これまでの教採対策のように一面的で統合化のない学習だけでは,明日の学校現場で指導不足を体現することになりますよ。

また,追加質問を繰り返すことにより,世に言う「圧迫面接」の対策を同時に行うことができます。ただし,当道場には「圧迫面接」という概念は存在しません。面接官が演技で・・・どれだけ「圧迫」して来ようが,要するに面接官を納得させる解答・回答を述べれば「圧迫」にはならないのです。換言すれば,解答・回答できないから「圧迫」と感じるのです。

「一度ブログを覗かれてはいかがでしょうか。鍛地頭の様子がわかるかもしれません。」

ご関心がおありでしたら,まずは当サイトの右サイドバーにある「人気記事」をお読みください。当道場の教育に関する思考性がお解りになると思います。

また,「無料講座/体験」も随時実施しております。しかも,「無料講座/体験」の前のご相談(無料)も随時実施いたしておりますので,次の「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。ただし,これまでご相談の中で各種講座等で使用する教材や学び方についてお話すると,「合格道場」(レベル:上級,定員2名)並びに「面接試験対策講座」,「アラカルト錬成講座」(レベル:中級,定員:「教育研究の寺小屋」と併せて5名)を希望される方の割合が多く,中でも「合格道場」を希望される方が多い現状にあります。「合格道場」は既に定員に達し,ご予約のある状態が続いていたため,現在,定員を増やして共に学ばせていただく体制を採っております。右サイドバーには「順番待ち」とございますが,もう数名の定員増を考えておりますので,是非,この機会にご相談ください。

 2 教採アラカルト(マイナスの効果)

出 題

問 次のア~オの説明と合致する名称を,それぞれA~Eから一つずつ選びなさい。

ア 相手を説得しようと試みたとき,相手の態度がそれとは反対の結果になってしまうこと。
イ 他人から期待されることによって,その期待の方向に沿って学習や作業の成果が上がること。
ウ テストの得点で正規分布を予想したが,満点に近い得点分布に集中すること。
エ 判断基準とは関係なく教師の能力や他の児童生徒が基準となり,評価が歪むこと。
オ 観察対象の一面を良く(悪く)認識していると,他の諸側面についても良い(悪い)と評価してしまうこと。

A ピグマリオン効果 B ハロー効果 C 対比効果 D ブーメラン効果 E 天井効果 

塾長の述懐

出題の条件である「合致」が適ったから「万歳\(^o^)/」で終わっていたら,それを「浅薄な学び止まり」と呼びます。そのような対策をしていたらダメ!!

教員としての資質・能力がある受験主体は,次のように考えます。

「選択肢ア~オの状態が学校現場で/(学校現場の)自らの身の上に起きたら…?」
「そうならないためには,事前の取組みとして何が必要なのだろう?」

このように考えられる受験主体とそうでない受験主体との教員としての資質・能力差は意外と大きいのです。

「えっ!? 「イ」は別に良いじゃん。」
「「良いじゃん」じゃない。○○○○○ということも考えられる。」

学校現場における選択肢ア~オのマイナスの場面を具体的にイメージ・想像しながら,どのような教育上のデメリットがあるのかを考えておくことが必要です。余力のある受験主体はその対策も。こうした頭のトレーニングが主に面接選考や小論文選考などに生き,明日の学校での実践に生かされてくるのです。

以上,詳細は「教採アラカルト基本講座」で扱います。

「鍛地頭-tanjito-」の新設講座「教採アラカルト基本講座」の宣伝用画像
新設‼ 教採アラカルト基本講座

 3 場面指導等(組織的な生徒指導)

出 題

塾長の述懐

満を持して登場。「合格道場」で扱う生徒指導領域のオリジナル教材見本です。そのブログ教材を「教採アラカルト基本講座」及び「場面指導Weekly解説ルーム」で扱います。テーマは「組織的な生徒指導」。本問一題で「組織的な生徒指導」に関する考え方から問題行動への組織的かつ具体的な対応及び個々の教員に求められる心と技(の基本)などを学ぶことができます。生徒指導を専門領域の一つとした塾長が熱く解説します。実は,このブログ教材,レベルからすれば,生徒指導主事研修のレベルに相当します。それを実践豊富な塾長がわかりやすく,基本・初級のレベルに合わせて〈語り〉,受講者との英知を結集・統合化します。

本問を学ぶ主なメリット
  • 『生徒指導提要』(文部科学省,平成22年3月)を理解しやすくなる。
  • 学校現場の生徒指導に生かすことができる。
  • 知識的には先輩教員を追い抜ける(笑)。

当道場の塾生・受講者から教採の面接選考・小論文選考等及び学校での実践に役立ったと好評を頂いている出題と解説です。

出題に対するご質問,ご意見,正解及び解説等に係る照会については受け付けておりません。予めご諒解ください。

© 2020 「鍛地頭-tanjito-」


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