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第4節 オリジナル教材見本〔小論文試験対策(学習指導)〕

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  • 本ページのデザインを整えました。(2019.10.9)

ここでは,「面接試験・小論文試験対策のためのオリジナル教材演習」の中から,学習指導にかかわる小論文試験対策の教材を採り上げ,ご紹介いたします。

「面接試験・小論文試験対策のため」とありますが,次の教材見本にチャレンジしていただければお分かりのとおり,当塾の教材はただ勘で解けるものではなく,必ず参考資料等を見出し,読み,考え,表現しなければならないものとして作成してあります。こうした地道な営為が穴埋めや選択肢問題などを主とする1次試験の対策となっていることをご理解いただきたいと思います。

また, 上記の下線部のような学習方法が実力(実践力)養成の主たる学習方法であることは,児童・生徒を指導する立場にある者として常識の範疇にあることを申し添えておきます。(塾長)

1 演習問題

日本政府が打ち出している「Society5.0」(の社会)にあって,教育が果たさなければならない役割について,あなたの考えを論述してください。
なお,次の①~④の条件を踏まえること。

  1. 「Society5.0」と新学習指導要領に措定される考え方との連関性を論述すること(あなたの考えで良い)。
  2. あなたが担当する教科を中心とした論述とすること。なお,小学校及び特別支援学校を志望している場合は,いずれか一教科(科目等)を選択すること。
  3. 次のア~エの資料を視聴・熟読し参考にすること。
  4. 制限字数 1,200字以内

2 解答欄

(省略)

3 解説(例)

「Society5.0」とは,「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより,経済発展と社会的課題の解決を両立する,人間中心の社会(Society)」(「Society5.0」(内閣府のことです。

また,「Society5.0」で実現する社会は,次のとおりです。

  • IoTで全ての人とモノがつながり,新しい価値が生まれる社会
  • イノベーションにより,様々なニーズに対応できる社会
  • AIにより必要な情報が,必要な時に提供される社会
  • ロボットや自動走行車などの技術で,人の可能性がひろがる社会

(以上,上掲※)

簡潔に述べれば,これまでのように,人間がサイバー空間(クラウド)にアクセスし,入手した情報やデータを分析・解析していた社会(Society4.0)から,人間に代わってAIがビックデータを解析し,その結果を人間に提供してくれる社会(Society5.0)に移行しようとしているのです。そこには,これまでの社会が成し得なかった新たな価値が産業や社会にもたらされることでしょう。勿論,その新たな価値を生み出すのは,ビックデータの解析結果を活用する我々人間なのです。

本設題は,こうした理想の社会にあって,教育に求められる役割に焦点を当てています。

では,その役割とは何か。それをどのように考えていけばよいのか。

そのためには,「Society5.0」が目指す将来像と教育の目標との連関性を考えることが必要でしょう。そして,その媒介となるものが,「Society5.0」の構築を企図して改訂されたとも考えられる新学習指導要領なのです。

「教育の不易流行」[1]「開塾の趣旨」を参照のこと。の視点に立つとき,改めて新学習指導要領に措定された考え方(思想)が鮮明になってきます。その考え方(思想)を各塾生の専門(得意)教科のフレームの内で,将又,フレームから一度解放することによって照射するとき,各塾生にとっての「教育の役割」が焦点化されてくるのです。

© 2018 「鍛地頭-tanjito-」


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