新規塾生募集中!!
受講者募集中!!

教採受験界のパラダイムシフト!!
教員研修を基盤とする
教採対策
筆記選考と人物評価選考との
アウフヘーベン

〈ホンモノの教員〉 を
育成します

「場面指導Weekly解説ルーム」へはこちらからどうぞ。

「鍛地頭-tanjito-」の教員採用試験対策講座

現職教員及び教採受験者の研修の場であることが黒板に白文字で記されたオンライン教員養成私塾「鍛地頭-tanjito-」のアイキャッチ画像 
オンライン教員養成私塾「鍛地頭-tanjito-」
この記事は約12分で読めます。

新規塾生募集中

講座案内

学生(大学生・高校生)の受講料は一般の受講料の40%OFFです。

 0 受講者様の声

  • 一つの教育事象を様々な角度から考察できるので学びが楽しい。
  • 洗濯をしていても出題となった教育事象を考えることができる。問題集の問題を解く場合は,そうはいかない。
  • 一つの教育事象にこれほどたくさんの要素が絡んでいるとは思わなかった。
  • 一つの教育事象を多視点から見ようとする態度が養えた。
  • 問題集の問題だけを解いていた頃は,解答(術語)を覚え,理解できないところはそのまま放置する状態だった。しかし,「鍛地頭-tanjito-」の〈学びの方法〉を採り入れて以来,一つの教育事象を成り立たせるシステムそのものを理解できることから,問題集の解答・解説についての理解が深まった。
  • 「鍛地頭-tanjito-」の〈学びの方法〉を採り入れて以来,問題集の問題の正答率が上がった。
  • 「鍛地頭-tanjito-」の〈学びの方法〉を採り入れて以来,確実に底力が着いていると実感している。
  • 「鍛地頭-tanjito-」の〈学びの方法〉は教職教養だけではなく,一般教養の対策にも応用できた。その〈学びの方法〉を採り入れて以来,解らず放置していた一般教養の問題がいつの間にやら解けるようになっていた。

 1 塾長挨拶

塾長がご挨拶を申し上げます。次のバーをクリックしてください。

ようこそ,お越しくださいました。

教職歴29年の元教員人事・学校管理・生徒指導・学習指導・教育研究のエキスパートが導く「教員採用試験合格道場ーオンライン教員養成私塾「鍛地頭-tanjito-」」(+「オンライン面接試験対策講座」)へ。

オンライン教員養成私塾「鍛地頭-tanjito-」とは?

それは,読んで字のごとく,オンライン(Zoom,OneNote及びSkype等)を活用して,教員の養成をサポートするプライベートスクールの呼称です。

昨今の学習指導要領の改訂により,教育界は教育方針のコペルニクス的な転回期(ある意味,エポックメイキング)と言わんばかりの雰囲気を醸し出しているように思えます。しかし,果たして,本当にそうなのでしょうか?

松尾芭蕉が説いた俳諧の理念である「不易流行」。この理念は「不易」と「流行」を二項対立として捉えるより,むしろ「ある種の生命」を恒常的に求めて変化を重ねていく〈流行性〉にこそ,〈不易〉の本質が存すると捉えるべきものではないでしょうか。

つまり,〈不易〉は「ある種の生命」に付与された「永続的な価値」を意味し,〈流行〉はその「永続的な価値」を追究・実践するがための「継続的な変貌の諸相(表象)」であると言えるのです。

私は現役の教員であった頃,次のようによく述べていました。「教育にも不易流行がある。」と。要するに,「アクティブラーニング」2)に表象化されてしまった一つの相が,教育界の「流行」の一例であると言えるわけです。

そうであるならば,「「ある種の生命に込められた「永続的な価値」」とは何を意味するのか?

それは,疑う余地はなく,〈不易〉を弁え,〈流行〉を実践できる資質・能力を有した〈ホンモノの教員〉の存在であり,その心に常時宿っている乳幼児・児童・生徒への計り知れぬ〈教育愛〉であって,現代の教員の多くが喪失している〈教員としての本質〉なのです。

  1. 「鍛地頭-tanjito-」はそうした〈ホンモノの教員〉を育てるサポートをしたい。
  2. 教員採用候補者選考にも合格していただきたい。そのお手伝いをしたい。

  3. (当塾を卒塾後も〈ホンモノの教育共同体(コミュニティー)〉として,)「現役塾生―卒塾生―当塾」間の〈教育ネットワーク〉を通じ,(当塾のスタッフを含め,)塾生や卒塾生等に教育課題に真摯に取り組んでいただきたい。そのためのサポートをしたい。
  4. 教員数の人口ピラミッドを鑑みた際,大量退職者を免れない現況にあって,これからその資質を磨き,能力を伸ばしていかなければならない若手教員に精神疾患者を多数生み出している,この忌々しき現状を打開するサポートをしたい。

打開策のないところでは,教育の質の低下に拍車が掛かることは必至なのです。現にその負担と弊害が現代を生きる無辜の乳幼児・児童・生徒に及んでいることは言を俟たないのです。

こうした教育界の趨勢を背景に,「鍛地頭-tanjito-」はその使命を果たすべく,紆余曲折を経て,平成30年10月1日に再誕したのです。

「鍛地頭-tanjito-」の新ロゴ
「鍛地頭-tanjito-」ロゴマーク(主)

当塾の〈本意〉は,第一の基本理念に表象化されています。

「まずは乳幼児・児童・生徒ありき。」

現代は物心二元論が終わりを告げたポストモダンの終焉期にあります。「小さな価値観」はその〈価値性〉を喪失し,自我(人間)中心主義・普遍主義が蔓延するカオスの世界です。抜け殻となった「小さな価値観」は鬩ぎ合い,拮抗し合うことに別れを告げ(脱二項対立=物心二元論の終幕),協業・協働を旨とする〈対話〉を介して止揚(aufheben)し,高次の〈新しい文化・文明〉を築かなければなりません。[「人間ー人間」間の〈文化創造〉]

一方で,既にAI時代は幕を開けています。人類はシンギュラリティ(Singularity)3)に恐れ戦くのではなく,AIと共存・協働し,これまた高次の〈新しい文化・文明〉を築いていかなければならないのです。 [「人間ーAI」間の〈文化創造〉]

つまり,現代の我々が培っておかなければならない,次代の人類に必須の能力とは〈創造力〉であり,〈新しい文化・文明〉の〈創造〉を担うものは,紛れもない〈新しい教育〉なのです。特に,次代に羽搏き,未来に輝く乳幼児・児童・生徒は〈新しい教育〉によって,〈新しい文化・文明〉を構築するための〈創造力〉を養っておかなければなりません。だからこそ, 昨今,当塾は声高にもう一つの基本理念を謳うのです。

「教師はファシリテーターであるだけでなく,クリエイターであれ。」

要するに,当塾は熱き〈教育愛〉を乳幼児・児童・生徒に注いでいるのです。したがって,乳幼児・児童・生徒に熱き〈教育愛〉を注ぐことのできる〈ホンモノの教員〉を養成したいと熱望しているのです。しかも,筆者は長きにわたる教員生活の中で,〈ホンモノの教員〉でない・・教員を余りにも数多く見過ぎたのです。公教育の枠組みの中では成し得ない〈ホンモノの教員〉への成長はプライベートで行うしかないとも考えているのです。

筆者は教職歴29年を有し,その間,教育系国立大学の非常勤講師(教育課程論・教育方法論)を,学校管理職を,そして,教育行政において教員人事,生徒指導,学習指導,教育研究等を歴任して参りました。公教育の枠組みを外れた今こそ,教育的多視点を有し,最も〈リベラルな立場〉で「教育」そのものを多角的・多面的・総合的に捉え〈相対化〉するとともに,それらから成る〈総合力〉と副塾長の〈教育〉に懸ける情熱及び力量とを噛み合わせ,当塾の業務にあらぬ限りのエネルギーを注ぐ所存なのです。

末筆となりましたが,教員を目指し,教員採用候補者選考を受験する皆様方に衷心よりエールを送らせていただくとともに,〈ホンモノの教員〉を目標に,当塾で共に学ばれんことを祈念してやみません。

  令和元年9月21日

塾長 小桝 雅典 

 2 スタッフ

「鍛地頭-tanjito-」塾長 小桝雅典(近影,スーツ姿)
「鍛地頭-tanjito-」塾長 小桝雅典
プロフィール

 3 教員採用試験対策講座の体系

次の講座をお申し込みになる場合に,入門講座から順次お申し込みを頂く必要はございません。
受講者の実力に合わせ,講座をチョイスしてください。

「講座案内」はこちらです。

 4 教員採用試験で〈学び〉の深化を図る秘訣(概論)

(1) 教育事象と教員採用試験との連関

一つの教育事象は複雑な要素がさらに複雑に絡み合った多面体として構成されています。したがって,教員採用試験のように出題形式(虫食い式・一問一答式・選択式/記述式・論述式/小論文/面接・模擬授業等)は異なっていても, 同一の教育事象を扱う出題ならば,虫食い式の問題や選択式の問題等のように付与された固定的な視点に従って解を導くか,小論文や面接のように,付与された固定的な視点に受験者の視点を加味して解を導くかの差異はあっても,本質的にはその対象となる多面体を構成する複雑な要素を一つ一つ分解し,再構築できる能力(システム思考)さえ鍛えていれば,教員採用試験程度のレベルであれば,いずれの出題形式であっても,然程問題は生じないわけなのです。

つまり,極論すれば,教員採用試験は受験者の「システム思考」の度合いを,試験官が試験官の「システム思考」でもって〈メタ認知〉する一面を持っていると言えそうです。

試験の形態と教員採用試験受験者に求められる資質・能力(学力)【概念図】
図1 出題形式と教員採用試験受験者に求められる資質・能力(学力)【概念図】

(2) 当教員養成塾の学習方法と講座の在り方

ア 筆記選考対策と人物評価選考対策を止揚(aufheben)する学習方法

上節(1)でご説明したことから,筆記選考対策(主に知識(量)を問う出題)と人物評価選考対策(主に,思考力・判断力・表現力等を問う出題)とを別々に分けて,異なる時期に学習(対策)する方法は極めて非能率的であり,理解の深化も余り期待できないことが分かります。 また,時代の「知」の構造からしても,従来の学習法は逆行しているのです。

学習を能率的に進め,しかも,学習内容の理解を深め,即戦力・実践力を身に付けるためには,同一の教育事象(テーマ)に関して,人物評価選考を基軸に評価選考対策と統合化した学習を行えば良いことになります。

当塾は開塾以来,「筆記選考対策」と「人物評価選考対策」とを止揚(aufheben)する学習方法を採用しています。

筆記選考対策と人物評価選考対策とを止揚(aufheben)した「鍛地頭-tanjito-」の学習方法
図2 「鍛地頭-tanjito-」の学習方法

本来,教員になるための勉強は教員になることを決意した時から始まるものです。「大学4年生になったから。」とか,「大学院を修了するから。」とか,そのような浅薄な理由で始めるものではありません。「教員採用試験」は元来「教員採用候補者選考」であって「試験」ではなく,乳幼児・児童・生徒のためにある〈教育愛〉[1] … Continue readingをベースとした「選考」なのですから。したがって,じっくりと時間を掛け,「了解・到達不能のありのままの《自己(他者)》」と〈対話〉し鬩せめぎ合い,必要な〈知識〉を蓄えながら,自己の教員としての資質・能力を見出し鍛えることが求められているわけです。

にもかかわらず,一方では,1年足らずの,まずは一次試験を突破するための受験勉強が始まります。数多くの受験主体は市販の受験参考書や問題集から着手し,それらに没頭します。教員採用候補者選考とは質的差異を有する自己が身に付けた大学受験の方法を踏襲するのです。しかし,その在り方では,これからの「系統学習」と「問題解決学習」とを止揚(aufheben)した〈新しい教育〉を担う土壌すら耕すことはできません。なぜならば,穴埋め,虫食い問題等を只管追い掛けることは,「系統学習」(=知識の詰め込み(ドリル学習))だけを地で行くことだからです。つまり,偏重した勉強しか行っていないということです。そうした学習方法しか体得していない受験主体が数多いとも言えます。それは問題解決能力 (思考力・判断力・表現力) 等を十分に鍛えていないということでもあるのです。換言すれば,二次試験(主に人物評価選考)に耐え得るだけの〈能力〉を身に付けていないということです。(大学(院)等で身に付けておられる方は別ですが。)だから,一次試験が終わって,その後,短期間で実施される二次試験の準備に慌てるのです。問題解決能力等は一朝一夕に養えるものではないのに。しかしながら,それでいて,まだ市販の受験参考書や問題集に齧かじり付くのです。火に油を注ぐとはこのことです。なぜならば,「ありのままに近接した〈自己〉」ではなく,受験参考書の記述や問題集の解答に塗り固められた「見せかけ(似非)の自己」が形象化されるからです。そうして,面接試験でその見せかけ(似非)振りを見抜かれるのです。(面接官を侮ってはいけません。)

初めから教員になるための勉強に対する考え方や方法が誤った方向を向いているのです。そのことに早く気づくことが大切です。じっくりと時間を掛け,例えば教育問題について調べ,考え,「他者」と「対話」し,また,調べて考え,「対話」する。こうした地道な行為の繰り返しが,問題解決能力等を養うのです。自ら課題意識を持って脳内にインプットした情報(知識)は長い期間脳内に留まろうとします。これらの知識が集積されて行くとき,必然的に一次試験の穴埋め,虫食い問題等は熟こなせるようになるものです。しかも,楽々と。

さらに,〈教師道〉にどっぷりと浸かった熟練の〈他者〉と,現実的な教育事象について〈対話〉するとき,集積されたそれらの「知識」は〈生きて働く知識〉に変容するのです。同時に,問題解決能力等は一層磨かれることになります。こうして初めて「系統学習」と「問題解決学習」とを止揚(aufheben)した〈新しい教育〉を担うことのできる教員の卵が出来上がるのです。

当塾はこうした考え方の下,「系統学習」と「問題解決学習」とを止揚(aufheben)した学習方法(対策)を身に付けていただくとともに,〈ホンモノの教員〉を育てることを主眼とします

そう,当塾に在籍する熟練の〈他者〉は皆様と共に〈学問〉ができるその日を心待ちにしているのです。

少しのことにも,先達はあらまほしき事なり。(徒然草・第52段)

「鍛地頭-tanjito-」
塾長 小桝 雅典

〔追記〕

当塾は一次試験対策(系統学習)と二次試験対策(問題解決学習)の両者を関連付けた指導を行います。本来,一次試験と二次試験とは異なる次元に存する教育事象を対象とするものではなく,同一次元にある教育事象を対象とするのであって,出題形式や対象へのアプローチの方法等はそれぞれ異なるものの,対象となる個々の教育事象は一であり,対象を多面的・多角的に捉える方が,その教育事象そのものを総合的に理解できるのです。無論,教員採用候補者選考での得点もアップするでしょう。

このような当塾の指導により,塾生や受講生の教育事象や教育課題等への理解は深まり,システム思考等までも鍛えることになるのです。上述したように,「系統学習」と「問題解決学習」とを止揚(aufheben)した学習方法を体得し,システム思考等を鍛えることは,これからの〈教育〉に不可欠な資質・能力を磨くことでもあります

〈ホンモノの教員〉だけが〈ホンモノの教員〉を育てられるのです。

© 2021 「鍛地頭-tanjito-」


References[+]

タイトルとURLをコピーしました